箱館山ハーブガーデンでの初蒸留会
2026/6/1(月)





【開催レポート】
箱館山ハーブガーデン 初めての植物蒸留会
「カモミールと過ごす初夏の小さなリトリート」
5月31日(日)、箱館山ハーブガーデンで初めてとなる植物蒸留会を開催いたしました。
テーマは
「カモミールと過ごす初夏の小さなリトリート」。
県内外から12名の皆さまにご参加いただき、強い日差しの中でしたが、白いパラソルの下、箱館山の風、空気、植物に包まれながら、植物と過ごす一日となりました。
午前は、ガーデンでカモミールの摘み取りから。
手の中で広がる香り、花の柔らかさ、花に集まる昆虫たち。
植物を知識として学ぶだけではなく、まずは触れて感じること。植物によって、また、用途によって、収穫の時期が違います。カモミールは、咲き終わりに近くなると、精油成分が増え、蒸留向きとなります。
みんなで摘み取ったカモミールは、すべて蒸留器へ。
蒸留器の中から現れたカマズレンの美しい青に、皆さん驚きの声を上げられていました。
続いて、カモミール染め。
染め上がったハンカチが青空に揺れる風景は、心地よく、今日の景色となりました。
ランチはシノープルハウスさんによる特別なハーブランチ。
営業日にも関わらず、時間をかけ、手間をかけ、彩りや香り、味わいを丁寧に整えてくださいました。
参加者の皆さまが、お品書きを見ながら
「これはどのハーブかな?」
ゆっくりと味わう姿も、この日の大切な光景でした。
デザートは童心研究所 小林さんによる米粉カステラと米粉クッキー。
やさしい甘さとハーブティーで、ほっとする時間となりました。
午後からは、カモミール美容液づくりとハーブスワッグづくり。
美容液づくりでは、アロマコーディネーター講座で学ばれている生徒さんから、カモミールジャーマンとカモミールローマン精油の違いについて説明していただきました。
教える・教えられる関係ではなく、学び合い、分かち合う時間。助け・助けられる時間。
これも私が大切にしたかった風景でした。
最後は、山帰来ハーブ園さんにご準備いただいた山盛りのハーブを使い、それぞれ自由にスワッグづくり。
同じ植物を使っていても、完成するものは皆違います。
その方だけの香り、その方だけの形。
箱館山で過ごした時間ごと、思い出として持ち帰っていただけていたら嬉しく思います。
今回、初めて開催するにあたり、まず一番に伝えたいのは、カモミールへの感謝です。
グリーンスポットデンの鵜野さんが育ててくださった元気な苗。
想像以上に早く大きくなり、「当日まで花が持つだろうか」と毎日気にかけていました。
「頑張ってや。みなさんにきれいな花を見てもらうんやで。」
そんなふうに声をかけながら、水をやり、世話をし、迎えた当日。
こうして皆さんに見ていただけたことが、本当に嬉しく思います。
そして当日の運営と美味しいおやつで支えてくださった童心研究所の小林さん。
心のこもったランチを準備してくださったシノープルハウスのオーナーシェフ河野元子さん、スタッフの皆さま。
力強いハーブをご提供くださった山帰来ハーブ園の藤澤さん。
そして遠方からもお越しくださった参加者の皆さま。片付けもみなさんで協力して終えて下さいました。
お一人おひとりのお力があって、箱館山ハーブガーデンの第一回目がスタートできました。
私は、この場所を「私が作る場所」ではなく、ここに集う皆さんと「一緒に育てていく場所」にしたいと思っています。
植物に触れ、少し学び、少し癒され、誰かと出会う。
「また、来たいな」そう思える場所。
そんな、学びと癒しが、そしてご縁が、自然につながる場所。
箱館山ハーブガーデンは、まだ始まったばかりです。
次回は、ラベンダーの会。
また近々ご案内いたします。
早くに満席となったため、今回、お問い合わせくださった皆さまには、申し訳なく思います。
また季節の植物とともに、お会いできますように。
箱館山ハーブガーデン
植物療法家|青木 エリ


